【虫がいい🐛(1/2)】

【虫がいい🐛】について今日と明日のブログで書かせていただきます。

 

 

◉虫がいいとは→『調子に乗っていて、身勝手なさま』を意味する表現になります。

何で、虫なんでしょうか?
どんな虫なのか???
気になって調べてみました😁

 

 

 

それでは「虫がいい」の語源を解説をしますね

まず、「虫」とはなんなのか?という所から。

 

 

実は「虫」とは、人間の体の中にいる「虫」を指しているのです。

といっても、本当に虫がいるわけではなくて、昔の中国・道教で、考えられてきた「三尸(さんし)」と言われる「虫」です。

 

 

道教では、人間は生まれたその時から体内に「三尸」という三匹の虫がいて、
本能的な感情や様々な悪い症状・欲などを生み出すと考えられていました。

ここで簡単に三匹の役割について紹介します^^

 

 

 

「上尸(じょうし)」は頭にいて、目を悪くしたり、シワや白髪を作ったりします
「中尸(ちゅうし)」はお腹にいて、内臓を悪くし食欲を強くします
「下尸(げし)」は足にいて、下半身の病気を引き起こしたり精を悩ませます

 

 

 

三尸はこのように、人間にとってはあまりいいことをしません。
むしろ困った存在なんですね💦💦

 

 

つまり三尸の存在や役割は、人間には都合の悪いこと=三尸には都合がいいこと
ということになります。

 

 

この事が転じて、「虫がいい」は「自分に都合のいいことばかり考えて、身勝手な様子のこと、ずうずうしいこと」という意味になったそうです😌

※ 日頃、何気に使っている言葉でも深い意味があるんですね
調べてみると面白いです🤭🍀